冷やす?温める?知らなきゃ損する日本酒の飲み方

冷やす?温める?知らなきゃ損する日本酒の飲み方

今回のテーマは、「日本酒の飲み方」についてです!
ぜひご覧ください~✨

日本酒は、飲み方によって大きく味わいが変わります。
よく耳にするのは「冷酒」「燗酒」ではないでしょうか?
一言で「冷酒」や「燗酒」といっても実は温度によって細かく分かれています。

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 【冷酒とは】
冷酒は冷やした日本酒のことで、冷やすことによって味わいがシャープになります。
爽酒や、薫酒は冷酒で楽しむのがおすすめです。

 冷酒はさらに細かく分類されます。
🍶雪冷え-ゆきびえ-《5℃》・・・器に結露ができるほど、キンキンに冷やした日本酒
🍶花冷え-はなびえ-《10℃》・・冷蔵庫から取り出してすぐの日本酒
🍶涼冷え-すずひえ-《15℃》・・冷蔵庫から取り出して少し時間を置いた日本酒

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 【冷やとは】
日本酒の「冷や」といえば常温のことを指します。だいたい20℃から25℃くらいで、口に含んだときに少し冷たく感じる程度の温度です。
日本酒の風味や米の旨味などを味わいたいときには、冷酒よりも冷やがおすすめ。

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 【ぬる燗とは】
温めて飲む日本酒を燗酒といいますが40℃以下の温度のものを「ぬる燗」といいます。
日本酒は温めると風味が豊かになり香りが引き立ちます。
ぬる燗はまろやかな香りと旨味を楽しむことができるので純米酒がおすすめ。

 ぬる燗も温度によって分類されます。
🍶日向燗-ひなたかん-《30℃》・・・冷たくも熱くもない日本酒
🍶人肌燗-ひとはだかん-《35℃》・・人肌の温度に近くやわらかなあたたかさを感じる日本酒
🍶ぬる燗-ぬるかん-《40℃》・・・・器を持った時に「ぬるい」と感じる程度。

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 【熱燗とは】
ぬる燗よりさらに温度を熱くするとよりお米の旨味と甘みを感じられます。
個性のある風味を味わいたい時におすすめの飲み方です。

 熱燗も分類します。
🍶上燗-じょうかん-《45℃》・・・・・・器が温かいと感じる程度の温度で味わいがやわらかく感じられます。
🍶熱燗-あつかん-《50℃》・・・・・・・やや熱く、香りがシャープに引き立ちます。
🍶飛びきり燗-とびきりかん-《55℃》・・器が熱くて持てないほどの温度になります。

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日本酒は温度を変えるだけで味わいを変化させ、個性の違いを楽しめる唯一のお酒ではないでしょうか

ラベルを見ていただきますとおススメの温度や、味わいの変化が書かれていたりすることがあります。
自分の好みの温度帯を見つける参考にもなりますので、チェックしてみてください○o.

 

無限の可能性を持つ日本酒の沼にどっぷりとはまっていく店主なのでした・・・・

 

 

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